今度の震災では、人生に於て何が一番必要であるかと云ふことが、今更ながら分った。生死の境に於ては、ただ寝食の外必要のものはない。食ふことと寝ることだ。

震後四五日(しごにち)、我々は喰ふことと寝ることの外は、何も考へなかった。「パンのみにて生くるものに非ず」などは、無事の日の贅沢だ。

が、とにかくにも、自分の食ふ丈のものは、自分で作ると云ふことが、一番大切な仕事であると云ふことが、よく分った。自分の食ふ物を自分で作るものは、一番強い人間だと思った。そんな意味で、人生に於て一番よい、一番強い仕事は百姓だ。私は今更ながら、武者小路氏の生活を思はずには居られない。
今週の防災格言 作家・菊池 寛氏-週刊 防災格言 -SeiMail- | 防災の格言・名言・諺や豆知識 (via shantihtown)

(via fukuinorisuke)

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